ドライブレコーダーが事故の証拠に
最近のニュースで警視庁とタクシー会社や運送会社などが手を結んだということが報道されていました。
これはタクシーや運送会社のトラックなどに多くつけられているドライブレコーダーの映像を警察の要請によって提出するという取り決めだったらしく、建物などにつけられている固定の防犯カメラに加えて、移動型のドライブレコーダーの映像も捜査資料として使うという事なのです。
確かにタクシーや長距離トラックなどは日本の国中を常に走っている車ですから、犯罪にかかわる映像も録画されていることも多いと思います。
しかし、ドライブレコーダーは事故を起こした時の証拠の確保やタクシーの場合では客による犯罪から身を守るために使われるものなのに、一種の監視カメラと同じ様な扱いをするのは違うような気がします。
日本において自動車が道路を走るのは自由であって、道交法を守っていればそれでいいのです。
それなのにタクシーやトラックなどのドライブレコーダーによって撮影された映像で個人の車の存在や運行状況を明確にされるのはいき過ぎだと思います。
これは何も悪いことをしていない人間にとって不愉快でしかないことでしょう。